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<新興国eye>カンボジアフィンテック協会設立
2018-09-07 13:58:00.0
8月15日、カンボジアフィンテック協会が設立記念式典を開催しました。式典には、カンボジア国立銀行(中央銀行)のチア・スレイ総局長など、関係者多数が参加しました。
フィンテック協会は、金融、IT等の企業・団体がメンバーとして参加しています。協会の主な活動は、政府・規制当局への政策提言、スタートアップ支援、投資家等のマッチング、関係者間の連結性強化としています。
式典のスピーチでカンボジア国立銀行のチア・スレイ総局長は、「カンボジアでは、携帯電話の普及、先進的なATMセキュリティシステム、ウィングのようなモバイル送金・支払システム等の技術ジャンプの好例が揃っている。カンボジアは発展していないからこそ先進国のようなしがらみがなく、様々なフィンテックが開発・展開可能な国である。」と述べ、フィンテックの更なる開発、展開に期待を示すとともに金融規制当局であると同時に金融セクターの振興を図っている中央銀行として、フィンテックについて支援を惜しまない姿勢を示しました。
チア・スレイ総局長が述べているように、カンボジアはフィンテックの開発・展開にとって大きな可能性があるものと見られ、今後のフィンテック協会の活動とフィンテック業界の発展が注目されます。
【筆者:鈴木博】
1959年東京生まれ。東京大学経済学部卒。1982年から、政府系金融機関の海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)などで、政府開発援助(円借款)業務に長年携わる。07年からカンボジア経済財政省・上席顧問エコノミスト。09年カンボジア政府よりサハメトレイ勲章受章。10年よりカンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストとして、カンボジアと日本企業のWin−Winを目指して経済調査、情報提供など行っている。
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