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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高や海外株高に支えられ続伸=BRICs市況

2018-09-03 10:46:00.0

 前週(8月27−31日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の31日終値が前日比1.56%高の1092.29と反発し、前週比でも2.61%高と続伸した。

 週明け27日は指数が続伸して始まった。翌28日は3営業日ぶりに反落したが、29日は小反発。30日は反落したものの、週末31日は反発して取引を終了した。

 週前半は、前週末にFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が講演で徐々にゆっくりとした利上げの考えを強調したことで利上げ加速懸念が後退し海外株高となった流れを受けロシア株も買われた。一方、前週、米政府が3月に英国で起きた元ロシア人スパイ暗殺未遂事件に絡んだ対ロ制裁を27日から実施すると発表したが、国内の投資家は反応薄だった。ブレント原油先物も1バレル=77ドルを超えたことも好感された。

 週半ばから後半にかけては、値固めの展開となった。ブレント原油先物が78ドルを試す展開となったことが好感される一方で、高値警戒感から利益確定売りも強まった。週末はトランプ米大統領が中国からの2000億ドル相当の輸入品に対する追加関税を今週から発動する考えを示したことで地合いが急速に悪化した。

 今週(9月3−7日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米国の対ロ追加制裁、米中貿易摩擦などの地政学的リスクが焦点となる。7日にはロシア・トルコ・イランの3カ国がシリア情勢について会談する。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は3日のロシア製造業PMI(購買担当者景気指数)や5日の8月CPI(消費者物価指数)など。また、原油価格に影響を与える5日の米石油協会(API)と6日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1040−1110のレンジの動きが予想されている。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
 iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社