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<新興国eye>前週のインド株、公共投資額の公表など好感し6週続伸=BRICs市況
2018-09-03 10:29:00.0
前週(8月27−31日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の31日終値は前日比0.12%安の3万8645.07と3日続落したが、週間ベースでは24日終値比1.03%高と、6週続伸した。
週明け27日は指数が反発して始まった。翌28日も値を上げて続伸。29日は3日ぶりに反落し、週末31日まで3日続落して取引を終了した。
週前半は、前週末、欧米市場が堅調となった流れを受けて、インド株も買いが先行した。銀行株が上げを主導した。また、モディ首相が4−7月期の公共投資額が1兆1100億ルピーに達したと発表したことや、米国とメキシコがNAFTA(北米自由貿易協定)の一部改定で大筋合意したことが好感され指数は過去最高値を更新した。
しかし、週後半は相場の高値警戒感から利益確定売りが強まり調整局面に入った。また、原油高となったことを受けて、原油の輸入依存度が高いインドではガソリン価格が値上がりしインフレ加速懸念が強まったことも嫌気された。週末はトランプ米大統領が中国からの2000億ドル相当の輸入品に対する追加関税を今週から発動すると伝えられ、中国などアジア株が軟調となる中、インド株も売られた。
今週(3−7日)のインド市場は、引き続き米中貿易摩擦問題などの地政学的リスクや国内景気、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は3日の8月日経インド製造業PMI(購買担当者景気指数)や5日の8月日経インド非製造業PMI、7日の外貨準備高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




