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<新興国eye>18年上半期のカンボジアへの観光客数は前年比12.7%増
2018-08-31 11:11:00.0
7月29日、カンボジア観光省は18年上半期(1−6月)の観光統計を発表しました。カンボジアへの訪問客数は、前年同期から12.7%増加して300万1660人に達しました。
国別にみると以下の通りです。
1位 中国 93万1763人(75.8%増)
2位 ベトナム 38万6614人(1.5%減)
3位 ラオス 20万346人(10.7%減)
4位 韓国 17万4600人(8.3%減)
5位 タイ 15万9862人(5.0%減)
6位 米国 13万3664人(1.2%減)
7位 日本 9万7698人(0.6%減)
8位 フランス 8万5906人(3.6%増)
9位 マレーシア 8万5854人(9.4%増)
10位 英国 8万4844人(5.6%減)
( )は対前年同期比
各国が軒並み減少している中で、中国が突出して増加しており、カンボジアの観光業にとって、中国の重要性はますます増大なものとなっています。
なお、到着方法別では、空路が66.8%、陸路が30.6%、海路が2.6%となっています。近隣国からは陸路で入国することも多く、シアヌークビルに寄港する大型船による海路での入国も目立ちます。
カンボジア観光省では、18年の訪問客数を前年比12%増の620万人と予測しています。20年には700万人とし、さらに30年には1500万人に増加させたいと強気の見通しを立てています。
観光業は、カンボジア経済の主要なエンジンの一つであり、雇用にも大きな役割を果たしています。今後とも、空港や道路等のインフラ整備や語学や入国手続き等のソフト面の拡充を図ることにより、観光客の誘致のための地道な努力が継続されることが期待されます。
【筆者:鈴木博】
1959年東京生まれ。東京大学経済学部卒。1982年から、政府系金融機関の海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)などで、政府開発援助(円借款)業務に長年携わる。07年からカンボジア経済財政省・上席顧問エコノミスト。09年カンボジア政府よりサハメトレイ勲章受章。10年よりカンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストとして、カンボジアと日本企業のWin−Winを目指して経済調査、情報提供など行っている。
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