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<新興国eye>前週の上海総合指数、金融・財政政策の緩和期待から反発=BRICs市況
2018-08-27 09:42:00.0
前週(20−24日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の24日終値が17日終値比2.27%高の2729.43となり、反発した。
週明け20日の指数は6日ぶりに反発して始まり、21日も値を上げ続伸。週前半は、米中通商協議を22−23日に控え貿易摩擦が緩和するとの楽観的な見方が広がった他、中国証券監督管理委員会(証監会)が20日、市場関係者から相場の見通しについて聞き取り調査したと伝えられ、買い安心感が強まった。また、米中貿易摩擦の激化に対応するため、政府が金融・財政政策を緩和し、流動性の潤沢供給やインフラ投資の拡大などが期待されるとの思惑も支援材料となった。
22日は3日ぶりに反落。事務レベルの米中通商協議開催を直前に控え、トランプ米大統領が協議の見通しについて、あまり進展はしないだろうとの見方を示したことが嫌気された。
23日は反発し、週末24日も値を上げ2日続伸した。週後半は米中両国が予定通り160億ドル相当の追加関税措置を発動したが、市場ではすでに織り込み済みとして反応薄だった。米中協議も23日、進展なしで終了したことを受けて売りが先行したが、収益力の回復を手掛かりに銀行セクターが買われ、指数の上げを主導した。
今週(27−31日)の株式市場では引き続き米中貿易摩擦などの地政学的リスクや海外市場の動向、景気対策、人民元相場、コモディティ相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は31日の8月製造業PMI(購買担当者景気指数)と8月中国非製造業PMIなど。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




