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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ政府、米国からの輸入品関税率を大幅引き上げへ―報復措置として

2018-08-16 11:23:00.0

 トルコ政府は14日、米国が13日からトルコから輸入する鉄鋼・アルミ製品の関税率をそれぞれ50%と20%と、2倍に引き上げたことなどに対する報復措置として、米国からの一部輸入品に対し関税率を大幅に引き上げる方針を明らかにした。米経済専門チャンネルCNBC(電子版)が伝えた。

 新しい関税率はアルコール飲料が140%、自動車は120%、葉たばこは60%、また、コメや化粧品、石炭なども従来の2倍に引き上げるとしている。トルコ政府は、トルコリラが年初来40%下落するという緊急事態を招いたのは米国のトルコ経済に対する計画的な攻撃だと非難しており、今回の関税率引き上げはその報復だとしている。

 また、トルコのエルドアン大統領は国民に対し、米IT大手アップルのスマホ「アイフォーン」などの米国の電気製品のボイコット(不買運動)を呼びかけた。

 一方、リラはトルコ中銀が13日にリラと外貨の流動性を潤沢に供給する緊急対策を示して以降、反発に転じており、15日時点で1ドル=5.9リラ台にまで回復した。リラは13日に過去最安値の7.2362リラを付けていた。

<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社