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<新興国eye>前週のブラジル株、大統領選懸念、トルコリラ急落で7週ぶり反落=BRICs市況
2018-08-13 11:12:00.0
前週(6−10日)のブラジル株式市場は10日のボベスパ指数が前日比2.86%安の7万6514.35と急落し、週間ベースでも3日終値から6.04%安と大きく値を下げ、7週ぶりに反落した。
週明け6日の指数は4日ぶりに反落して始まり、週末10日まで5日続落した。
6日は、前週まで相場が6週続伸したことから高値警戒感で利益確定売り優勢となった。7日は、10月のブラジル大統領選挙を控え、週初に実施された世論調査で最大野党・社会民主党(PSDB)候補のジェラルド・アルキミン氏(サンパウロ州知事)の支持率がどうなるかに市場の関心が集まり、積極的な買いは控えられた。
8日、世論調査の結果、市場の評価が高い経済改革派のアルキミン氏が対立候補のジャイール・ボウソナロ氏(自由社会党)にリードを許したことが分かると失望売りが強まった。
9日から10日にかけては、大統領選挙の先行き懸念がくすぶり相場下落が続く中、週末にトルコリラが一時前日比で17%近くも急落したことからブラジルなど他の新興国にも通貨安が及ぶのではないかとの懸念が強まった。特に銀行と小売りのセクターが売りを浴び、指数は一気に2.86%も急落した。
今週(13−17日)の株式市場は、引き続き原油・鉄鉱石などの国際商品相場、トルコなどの他の新興国市場の動向、大統領選挙や景気の見通しなどが注目される。主な経済指標の発表は13日の中銀経済週報「フォーカス・ブルティン」や15日のIBC−Br経済活動指数など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




