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新興国ニュース

<新興国eye>ロシアのルスアル、米国の制裁長期化で9月からアルミ生産休止へ

2018-08-10 10:31:00.0

 アルミ地金世界2位のロシア大手・UCルスアルは米国による対ロ追加制裁が長期化した場合、米国向けに生産しているナドヴォイツキー工場の生産設備の休止にとどまらず、米国以外の海外向けにアルミニウム製品を生産している数カ所の工場の休止も避けられない見通しだ。地元のタス通信(電子版)が8日に関係者の話として伝えた。

 関係者によると、このまま対ロ制裁が解除されない場合、アルミニウムの輸出契約は終了し、9月から海外市場向けアルミニウム製品の生産が休止、10月1日からアルミ製品は国内倉庫に移されることになるという。

 一方、米英大手信用格付け会社フィッチ・レーティングスがこのほど発表した世界アルミニウム産業の見通しに関するリポートで、ルスアルに対する制裁が継続すれば世界のアルミニウム相場は19年には1トン当たり3000ドルに急騰し、世界的なアルミニウム供給不足の事態になる、と警告している。ただ、米国が制裁を解除すれば、19年には世界のアルミニウム市場は正常化し、相場も1トン=2100−2300ドルに低下するとしている。

 米政府は4月6日にロシアに対する新たな経済制裁措置の対象として7人の財界人やルスアルを含めた主要企業12社を指名している。

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提供:モーニングスター社