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<新興国eye>トルコ中銀、外貨建て預金準備率を40%に引き下げ―トルコリラ急落阻止へ
2018-08-08 11:18:00.0
トルコ中央銀行は6日、自国通貨トルコリラの対ドル相場の下落を阻止するため、市中銀行が中銀に預ける外国通貨建ての預金準備率を従来の45%から40%に引き下げ、金融システムにドルを潤沢供給した。地元紙デイリー・サバ(電子版)が伝えた。
外国通貨建ての預金準備率を引き下げることで、金融システム、特に、銀行の手元に約22億ドルのドルの流動性が供給される効果があり、それによってドル資金調達圧力が低下。ドルの上昇を防ぐことが可能になるというもの。
トルコリラは先週、米国のアンドリュー・ブランソン神父がトルコで身柄を拘束された問題で、米政府がエルドアン政権の司法相と内相に対し制裁措置を講じ両国の関係が悪化したことや、USTR(米国通商代表部)がトルコからの一部輸入品に対するゼロ関税の特別措置の見直しを決めたことを受けて、6日、トルコリラ売りが加速。一時、トルコリラは1ドル=5.19リラと、1.8%も急落した。他方、対ユーロでも一時、1.7%も急落した。
提供:モーニングスター社




