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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、米中貿易摩擦激化と米国の対ロ制裁懸念で反落=BRICs市況

2018-08-06 10:50:00.0

 前週(7月30日−8月3日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の3日終値が前日比0.36%高の1145.08と3日ぶりに反発したが、前週比では0.58%安となり反落した。

 週明け7月30日の指数は買い優勢で始まり、31日も値を上げ4日続伸した。週前半は、原油高が支援材料となり株価は上昇局面に入った。ブレント原油先物が1バレル=75ドルを突破した上に、ロシアの石油会社がOPEC(石油輸出国機構)から新しい原油生産割当を受けて日量26万バレルの増産が許可されたことで石油セクターが買われた他、ルーブル高が指数の押し上げにつながった。

 8月相場入りした1日は5日ぶりに反落し、2日も値を下げ続落した。1日は、米政府が2000億ドル相当の中国からの輸入品に課す追加関税の税率を25%に引き上げると発表したことで海外市場が軟調となったことや原油価格が下落したことが嫌気された。2日も米中貿易戦争の激化懸念がくすぶり続け、地合いの悪化が続いた。

 週末3日は3日ぶりに反発した。海外市場が堅調となったことでロシア株が買われた。ただ、米上院が対ロ追加制裁の検討を開始する見通しとなったことから次第に上値が重くなった。

 今週(6−10日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦問題、地政学リスクなどが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は6日の7月CPI(消費者物価指数)や10日の6月貿易収支など。この他、原油価格に影響を与える7日の米石油協会(API)と8日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。

<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社