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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、貿易摩擦と景気後退への懸念で反落=BRICs市況

2018-08-06 09:16:00.0

 前週(7月30日−8月3日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の3日終値が7月27日終値比4.6%安の2740.44となり、反落した。

 週明け7月30日の指数は4日続落して始まった。中国の医薬品メーカーが国の品質基準を満たさない狂犬病などのワクチンを不正に製造・出荷していたスキャンダルが発覚したことが嫌気され、ヘルスケア株を中心に売りが広がった。

 31日は5日ぶりに反発。国家統計局発表の7月製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回り売りに傾く場面もあったが、不動産株、資源株を中心に買い戻しが入った。

 8月相場入りした1日は急反落し、週末3日まで3日続落した。1日は中国共産党政治局が住宅価格の上昇を抑制すると指摘したことから不動産株が売られたことや、米政府がこの日、2000億ドル相当の中国からの輸入品に課す追加関税の税率を25%に引き上げると発表したことが嫌気された。

 2日は、中国製品への追加関税の税率引き上げ懸念や中国景気の先行き懸念で地合いが悪化。3日も引き続き米中貿易摩擦の激化や不正ワクチン問題、景気後退懸念が重しとなった。

 今週(6−10日)の株式市場では引き続き米中貿易戦争などの地政学リスクや海外市場の動向、景気対策、人民元相場、コモディティー相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は8日の7月貿易収支や9日の7月CPI(消費者物価指数)と7月PPI(生産者物価指数)など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社