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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高とルーブル高を追い風に反発=BRICs市況

2018-07-30 10:31:00.0

 前週(23−27日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の27日終値が前日比0.26%高の1151.74と続伸し、前週比でも3.33%高となり、大きく反発した。

 週明け23日の指数は6日ぶりに反発して始まり、24日も値を上げ続伸。週前半は、米国の原油掘削リグ本数減少やイラン情勢悪化を受けた原油高で相場が押し上げられた。また、アルミ地金生産で世界最大手UCルスアルが米国のアルミニウム輸入製品に対する追加関税の適用を免除されるとの思惑で7.9%高と急騰し、指数をサポートした。ルーブル高もRTS指数を押し上げる要因となった。

 25日は3日ぶりに小反落。米国の対ロ制裁懸念が強まる一方で、原油高を好感した買いも続き、売り買いが交錯する場面が見られた。

 26日は反発し、週末27日も値を上げ続伸した。26日は原油高とルーブル高が引き続き相場をけん引する展開となった。市場では対ロ制裁懸念もかなり織り込まれたため、新たな売り材料がない中、米・EU(欧州連合)首脳会談の実現を受けて貿易摩擦懸念が緩和し海外株高となったことで買い優勢に。27日、ロシア中銀が金融政策の現状維持を決めたことを好感して、ルーブルが対ドル・ユーロで一段高となったことが追い風となった。

 今週(7月30日−8月3日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦問題、地政学リスクなどが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は1日のマークイット製造業PMI(購買担当者景気指数)など。この他、原油価格に影響を与える31日の米石油協会(API)と1日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社