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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、GST減税や銀行の不良債権処理加速期待で反発=BRICs市況

2018-07-30 09:59:00.0

 前週(23−27日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の27日終値は前日比0.95%高の3万7336.85となり、週間ベースでは20日2.30%高と大きく反発した。

 週明け23日の指数は買い優勢となり、週末27日まで6連騰した。

 週前半は、モディ政権が19年の総選挙を控え、塗料や革製品、洗濯機など消費財に課税される物品サービス税(GST)の税率を引き下げたことが好感され、インド最大のたばこメーカーITCを中心に消費関連銘柄が急伸し、指数の上げを主導した。この他、四半期決算発表ラッシュとなる中、自動車やセメント、通信機器のセクターが好決算で買われた。

 週半ばは、中国政府が積極財政で景気のテコ入れを図るとの思惑でアジア株が堅調となり、インド株も買われた。なかでも複合企業大手アダニ・エンタープライゼズは傘下の石炭会社の出炭量が21年3月末までに6倍超に増えるとの見通しで急騰した。

 週後半は、不良債権処理を迅速に進めるための新制度の適用申請を急ぐ国営金融機関が増えたことが好感され、銀行株が指数の上げを主導した。週末はITCやバーティ・エアテルなどの四半期決算が好調となり買い優勢。指数は一段高となった。

 今週(7月30日−8月3日)のインド市場は、引き続き米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業の四半期決算、さらには1日のインド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合などが注目される。主な経済指標の発表は31日の6月財政収支と6月インフラストラクチャ生産高、1日の7月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社