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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、積極財政期待強まり反発=BRICs市況

2018-07-30 09:40:00.0

 前週(23−27日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の27日終値が20日終値比1.6%高の2873.59となり反発した。

 週明け23日の指数は買い優勢で始まり、24日も値を上げ3日続伸した。前の週に発表された4−6月期GDP(国内総生産)が前年比6.7%増と、1−3月期の同6.8%増から減速し、政府が一段と積極財政政策を強化する方針を発表したことが買い材料となった。また、前の週末、中国銀行保険監督管理委員会が公表した商業銀行の富裕層向けウェルス・マネジメント業務に対する規制強化案も想定したほど厳しくないとの見方も指数をサポートした。

25日は小反落し、週末27日まで3日続落した。週央25日は上げ一服。 26日は、中国の国家発展改革委員会(発改委)が米国との貿易摩擦激化で雇用市場の先行き不透明感が強まっていると懸念を表明したことが嫌気された。米中貿易戦争が中国の経済成長リスクとなってきたことから投資家が積極的な買いを控えた。

 27日は25日の米・EU(欧州連合)貿易協議で貿易摩擦緩和に向けて合意したものの、EUが中国の貿易慣行を批判する米国の姿勢を支持する可能性が出てきたことが懸念材料視された。市場では米中貿易摩擦が国内景気を減速させる懸念を強めている。

 今週(7月30日−8月3日)の株式市場では引き続き米中貿易戦争などの地政学的リスクや海外市場の動向、景気対策、人民元相場、コモディティ相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は31日の7月製造業PMI(購買担当者景気指数)や1日の7月財新製造業PMI、3日の7月財新サービス業PMIなど。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社