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<新興国eye>前週のブラジル株、海外株高や金融株がけん引し3週続伸=BRICs市況
2018-07-17 09:58:00.0
前週(10−13日)のブラジル株式市場は13日のボベスパ指数が前日比0.97%高の7万6594.35と続伸し、週間ベースでも6日終値から2.11%高となり、3週続伸した。
週明け9日は「サンパウロ州革命記念日」の祝日で休場。取引が再開された10日の指数は小反落して始まり、11日も値を下げ続落となった。ブラジル中銀が発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」で、18年実質GDP(国内総生産)伸び率見通しが前週予想の対前年比伸び率1.55%増から1.53%増に下方修正された一方で、18年インフレ率見通しが前週の4.03%上昇から4.17%上昇に引き上げられたことが嫌気された。また、トランプ米大統領が10日に新たに中国からの2000億ドル相当の輸入品に10%の追加関税措置を導入すると発表したことで米中貿易戦争が長期化するとの観測が広がり重しとなった。
12日は3日ぶりに反発し、週末13日も値を上げ続伸した。海外市場の堅調を背景に、これまでの値下りで割安感が出た鉄鋼や銀行などの銘柄に買い戻しが入った。また、12日の5月小売売上高が市場予想ほど悪化しなかったことも好感された。13日は米株市場が堅調となったことでブラジル株も買われた。特に金融大手のブラデスコとイタウ・ウニバンコなどの銀行株が指数の上げを主導した。
今週(16−20日)の株式市場は、引き続き原油・鉄鉱石などの国際商品相場、海外相場の動向、景気見通しなどが注目される。主な経済指標の発表は16日の5月IBC−Br経済活動指数や19日の7月企業景況感指数、20日の7月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




