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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、タタ・コンサルタンシー大幅高受け続伸=BRICs市況

2018-07-17 09:28:00.0

 前週(9−13日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の13日終値は前日比0.02%安の3万6541.63だったものの、週間ベースでは6日終値比2.48%高となり、続伸した。

 週明け9日の指数は買い優勢で始まり、12日まで5連騰した。

 週初は世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズとICICI銀行が買われた他、フォルティス・ヘルスケアがマレーシアの同業大手IHHヘルスケアによる買収観測で急伸した。

 タタ・コンサルタンシーが10日発表した四半期決算は純利益が前年比23.5%増と、強い結果となったことから急伸し、過去最高値を記録。また、インド準備銀行(RBI)が1−3月期の上場企業の売上高が大幅増収となったと発表したことや、外国人投資家が買い越しとなったことなども支援材料となった。ただ、トランプ米大統領が10日に新たに中国からの2000億ドル相当の輸入品に10%の追加関税措置を導入すると発表したことが嫌気されたため、11日の相場の上げは限られた。

 12日以降は企業業績の楽観的な見通しが強まる中、銀行株やエネルギー株が買われ、指数の上げを主導した。

 週末13日は指数が一時、過去最高値を更新したが、前日発表された6月CPI(消費者物価指数)が前年比5.00%上昇と、前月の4.87%上昇を上回って5カ月ぶりの高水準となり、RBIの今年度上期予測(4.8−4.9%上昇)を8カ月連続で上回ったことから利上げ観測が強まると、次第に売り優勢へと傾いた。

 今週(16−20日)のインド市場は、引き続き米中貿易摩擦問題などの地政学的リスクや国内景気、主要企業の業績動向などが注目される。

<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社