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<新興国eye>インドネシア政府、米鉱山フリーポートの現地法人の過半数株取得で合意
2018-07-13 10:49:00.0
インドネシア政府は12日、国営アルミ生産大手インドネシア・アサハン・アルミニウム(イナルム)が同国で鉱物資源の開発を進めている米鉱山大手フリーポートマクモランの現地法人の過半数の株式を取得することで合意したことを明らかにした。ジャカルタ・グローブ(電子版)が伝えた。
これはイナルムが保有しているフリーポートマクモランのインドネシア法人の持ち株比率を現在の9.36%から51%に拡大するもの。これによって、インドネシア政府は世界2位の銅鉱山として知られるフリーポート傘下のグラスベルグ鉱山を支配下に置くことが可能になる。過半数の株式の取得額については明らかにされていないが、リニ・スマルノ国営企業相は6月、フリーポートとの交渉では35億−40億ドル(約3940億−4500億円)の取得額が検討されていることを明らかにしている。
インドネシア政府は17年8月、フリーポートとの間で現地法人の経営支配権を政府に譲渡する代わりにインドネシアでの事業継続で大筋合意している。インドネシアのジョコ大統領は12日、記者団に対し、「鉱山セクターから税金や配当金、ロイヤルティ(売上高の一定比率)などの形で恩恵が得られることが必要になっている」と述べている。
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提供:モーニングスター社




