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<新興国eye>シンガポールの投資ファンド、中国から撤退しベトナム投資を強化
2018-07-11 14:45:00.0
ブルームバーグによると、シンガポールに拠点を置くKingsmead Asset Management投資ファンドは、赤字を理由として中国株をすべて売却し、ベトナムを含む他市場への投資を強化することを明らかにした。
この背景には、米中貿易戦争が深刻化していること、中国が債務削減を優先し金融引き締め政策を実施していることにより、中国株式市場が大幅安となっていることが挙げられる。3日の上海総合指数は16年1月以降の最低値を記録した。
同ファンドは不動産やインフラ整備の需要増による恩恵を受けるベトナム企業への出資を増やしている。これには、ホーチミン市を中心に不動産仲介、郊外で中級マンション開発を手掛けるダットサイン建設不動産サービス(DXG)やベトナム鉄鋼大手のホアファット鉄鋼グループ(HPG)などが挙げられる。
なお、同ファンドの他、FengHe Fund Management、PinPoint Asset Managementなど他の投資ファンドも中国株売りを行った。
【筆者:Viet Economic Research&AdVISory Corp.(VERAC)】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業740社超の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは22万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。
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提供:モーニングスター社




