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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、米ロ首脳会談への期待受け3週続伸=BRICs市況

2018-07-09 13:43:00.0

 前週(2−6日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の6日終値が前日比0.16%高の1173.47と3日続伸し、前週比でも1.67%高となり、3週続伸した。

 週明け2日の指数は売り優勢で、翌3日も値を下げ続落した。 ブレント原油先物が1バレル=79ドルから77.5ドルの下落したことやルーブル安となったことが要因。原油安は前の週、トランプ米大統領が同盟国にイランからの原油輸入禁止を要請した一方で、イラン産原油の輸入減少を補うため、サウジアラビアが日量200万バレルの増産に合意したと伝えられたことが嫌気されたもの。また、米中貿易摩擦が全面戦争の様相を呈しアジア市場が軟調となったことも響いた。

 4日は小反発し、週末6日まで3日続伸した。4日から5日にかけては米石油協会(API)の週間石油統計で燃料油在庫が急減し、また、カナダとリビアの原油供給が引き続き減少したことからブレント原油先物が78ドルにまで急伸したことや、米中貿易摩擦懸念が後退し欧米市場が回復したこと、さらには米ロ首脳会談が7月16日に開催されたあと、両国関係が改善するとの期待感が強まった。また、4日の米独立記念日で市場を去っていた外国人投資家が休み明けと同時にロシア市場に戻ってきたことで相場がしっかりした。

 週末6日はルーブル高となりRTS指数が押し上げられた。ただ、原油価格がEIA(米エネルギー情報局)の週間石油統計で原油在庫が増加したことが嫌気され76.5ドルに下落したため、上げは小幅にとどまった。

 今週(9−13日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦問題、地政学リスクなどが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は12日の5月貿易収支など。このほか、原油価格に影響を与える10日の米石油協会(API)と11日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1140−1190のレンジの動きが予想される。

<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社