youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、原油安で石油精製関連が上げ主導し反発=BRICs市況

2018-07-09 10:16:00.0

 前週(2−6日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の6日終値は前日比0.23%高の3万5657.86と反発し、週間ベースでも6月29日終値比0.66%高となり、反発した。

 週明け2日の指数は反落して始まった。インドへの17年度(17年4月−18年3月)の海外直接投資額が448.5億ドルに減少したと伝わったことが嫌気された。ただ、6月インド製造業PMI(購買担当者景気指数)が53.1と、前月を上回り、6カ月ぶり高水準となったこともあり、引けにかけて下げ幅を縮めた。

 3日は反発し、4日も値を上げ続伸した。6月インド製造業PMIが引き続き好感された他、6月消費者信頼感指数も60と、前月とほぼ変わらずとなったことが支援材料となった。ただ、市場ではIT関連で利益確定売りが強まり、ITから医薬品銘柄にポートフォリオの重点を移す動きが出てきた。

 5日は3日ぶりに反落した。米政府が6日から340億ドル規模の中国からの輸入品に25%の追加関税をかけるのを控えてアジア株が軟調となり、インド市場でも売りが強まった。また、自動車大手タタ・モーターズ傘下の英ジャガー・ランドローバーが英国のEU(欧州連合)離脱がハードブレグジット(EU市場への自由なアクセスの大半を失う強硬離脱)となった場合、年間12億ポンドの費用が発生すると発表したことが嫌気された。

 週末6日は反発した。原油安を追い風に石油精製関連銘柄が上げを主導した。

 今週(9−13日)のインド市場は、引き続き米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業の動向などが注目される。主な経済指標の発表は12日の5月鉱工業生産と6月CPI(消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社