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<新興国eye>前週の上海総合指数、米中貿易戦争突入―7週続落=BRICs市況
2018-07-09 09:20:00.0
前週(2−6日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の6日終値が6月29日終値比3.5%安の2747.23となり、7週続落した。
週明け2日の指数は反落して始まった。米政府が6日から340億ドル相当の中国から輸入製品に対し25%の追加関税の適用するのを控える中、人民元安の進行が止まらず、上海外国為替市場で人民元は対ドルで一時8カ月ぶり安値を付けたことが嫌気された。また、前の週末に発表された6月製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったことも売りを強めた。
3日は小反発。人民元安の進行や中国経済の成長鈍化などを不安視した売りが先行したものの、その後は買戻しが入った。
4日は反落し、5日も値を下げ続落。トランプ米大統領が中国製品への追加関税に対し、中国が報復関税を導入すれば、さらなる追加関税措置を講じると発言し、米中貿易摩擦が全面戦争に発展するとの懸念が広がり、売り優勢となった。
週末6日は小反発した。トランプ米政権は対中制裁関税を発動。中国側も報復関税をかけ、米中貿易戦争開戦となったが、アク抜け感からこれまで米中貿易戦争懸念で値を下げていた銘柄を物色する動きが強まった。
今週(9−13日)の株式市場では引き続き米中貿易戦争などの地政学リスクや海外市場の動向、景気、人民元相場、コモディティー相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表の予定は10日の6月CPI(消費者物価指数)と6月PPI(生産者物価指数)、13日の6月貿易収支など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




