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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、OPEC原油小幅増産を好感し6週ぶり反発=BRICs市況

2018-06-25 10:05:00.0

 前週(18−22日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の22日終値が前日比1.32%高の1125.41と反発し、前週比でも0.75%高と6週ぶりに反発した。

 週明け18日の指数は売り優勢で、翌19日も値を下げ4日続落した。18日は、EU(欧州連合)による対ロ制裁の期限延長が嫌気された他、米政府が前の週末に中国からの500億ドル相当の輸入品(1100品目)に25%の関税を課すと発表し、中国側も7月6日から同程度の報復措置を取ると応酬したことから米中貿易戦争懸念が強まったことも売り材料となった。

 19日はトランプ米大統領が中国からの2000億ドル相当の輸入品に10%の関税措置を追加発動すると発表したことから米中貿易戦争懸念が一段と強まったことや、22日のOPEC(石油輸出国機構)総会で原油増産が決まるとの憶測でブレント原油先物が1バレル=75ドルを割り込んだことが嫌気された。

 20日は5日ぶりに反発した。連日の株価下落で安値拾いが活発化したことや、EIA(米エネルギー情報局)の週間石油統計で原油在庫が減少したことを受けて、ブレント原油先物が75ドル台を回復したことが好感された。

 21日は反落。海外相場が軟調となったことからロシア株も軟化。また、OPEC総会を翌日に控える中、原油価格が73.4ドルに下落したことも嫌気された。

 週末22日は反発。OPEC総会で原油増産が日量100万バレルの小幅にとどまったことから原油価格が74.5ドルに回復したことが支援材料となった。

 今週(25−29日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、貿易問題、地政学的リスクなどが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は特にないが、原油価格に影響を与える26日の米石油協会(API)と27日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1100−1160のレンジの動きが予想される。

<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社