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<新興国eye>前週のインド株、外国人買い越しや金融株高で5週続伸=BRICs市況
2018-06-25 09:47:00.0
前週(18−22日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の22日終値は前日比0.73%高の3万5689.60と反発し、週間ベースでも15日終値比0.19%高となり、5週続伸した。
週明け18日の指数は小反落して始まり、翌19日も値を下げ続落した。18日は、米政府が前の週末に中国からの500億ドル相当の輸入品に高率関税を課すと発表し、中国側も同程度の報復措置を取ると応酬したことから米中貿易戦争懸念が強まり、金属株を中心に売りが広がった。19日は、トランプ米大統領が中国からの2000億ドル相当の輸入品に10%の関税措置を追加発動すると発表したことから米中貿易戦争懸念が一段と強まったことで地合いが悪化した。
20日は3日ぶりに反発した。インド準備銀行(RBI)が公開市場操作(オペ)で金融市場への流動性供給を増やすとの思惑でHDFC銀行などの金融株が買われた。
21日は反落。21日は、RBIがこの日発表した6月の金融政策決定会合の議事録でインフレ加速懸念が示されたことから年内再利上げの可能性が高まったことが嫌気された。
週末22日は反発。OPEC(石油輸出国機構)総会を控え、ヒンドゥスタン・ペトロリアムなどエネルギー関連株が売られた一方、金融株が堅調。この他、ここ数日間、売り越しだった外国人投資家が買い越しに転じたことが相場を下支えした。
今週(25−29日)のインド市場は、引き続き世界の政治・経済情勢や地政学的リスク、貿易問題、国内景気、主要企業の動向などが注目される。主な経済指標の発表は29日の5月財政赤字と5月インフラストラクチャ生産高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




