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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、米中貿易戦争拡大懸念で5週続落=BRICs市況

2018-06-25 09:39:00.0

 前週(19−22日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の22日終値が15日終値比4.4%安の2889.76となり、5週続落した。

 週明け18日は「端午節」の祝日で休場だった。取引が再開された19日の指数は4日続落した。トランプ米大統領が中国からの2000億ドル相当の輸入品に10%の関税措置を追加発動すると発表したことから米中貿易戦争懸念が一段と強まった他、IT株が多い深セン証券取引所の創業板(チャイネクスト)指数が急落したことも上海総合指数の大幅安につながった。

 20日は5日ぶりに反発した。上場企業30社以上が主要株主による株式購入の見通しを明らかにしたことが支援材料となった。他方、貿易摩擦の影響を受けにくい消費関連株やヘルスケア株に買いが広がった。

 21日は反落。当局が銀行の預金準備率の引き下げなどで、中小企業への貸し出しを拡大させる方針を示したことが好感され買い先行となったものの、米中貿易摩擦懸念が再燃し引けにかけて売りが強まった。また、新規上場するIT銘柄に投資資金が集中し、市場の流動性が減少するとの懸念で地合いが悪化した。

 週末22日は反発。保護貿易主義の政策を相次いで発表している米政府に対し、中国商務省が前日、最終的には米国内の労働者や農業が打撃を受けると警告し、米中貿易摩擦が一段と強まるとの懸念は依然続いたものの、底値圏から買い戻す動きが強まった。

 今週(25−29日)の株式市場では引き続き米中貿易摩擦などの地政学的リスクや海外市場の動向、景気、人民元相場、コモディティー相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表の予定は30日の6月製造業PMI(購買担当者景気指数)など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社