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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ政府、10月に同国初の洋上風力発電パークの競争入札実施へ

2018-06-22 11:19:00.0

 トルコ天然資源省は21日、同国初の洋上風力発電パーク(集合型風力発電所)の建設と完成後の発電事業の運営主体を決める国際競争入札を10月に実施することを明らかにした。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが伝えた。

 入札の受付は同日から10月23日まで実施し、書類審査後、入札の日付や場所を通知するとしている。入札額の上限は1メガワット時につき8ドルとしている。入札は提示額の低い順にランク付けし、最も安い価格で落札者を決める方式が採用される。

 トルコ政府は洋上風力発電パークをエーゲ海や地中海、黒海の沿岸地域に建設したい意向で、3月に候補地としてエーゲ海沿岸のサロスとゲリボルの2カ所、また、黒海沿岸のクユキョイの1カ所を発表している。建設予定の洋上風力発電パークは発電出力が計120万キロワットで、完成すれば洋上の風力発電所としては世界最大規模となる。政府は建設条件としてローカルコンテンツ(現地調達)比率を発電用タービンで約60%、エンジニアリング工事で80%にするとしている。

 これまでにもトルコ政府は17年8月、カセリ・ニーデやスイヴァスなど国内5カ所にトルコ最大の複合風力発電所(発電出力計100万キロワット)の入札を実施し、ドイツ再生エネルギー大手シーメンス・ガメサと地元トルコのカリヨンなど建設大手2社の企業連合が落札している。

 政府は23年までに風力発電で2000万キロワットの達成を目指しているが、現在完成しているのは700万キロワットにとどまっている。

<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社