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<新興国eye>前週のインド株、米朝首脳会談や強い経済指標受け4週続伸=BRICs市況
2018-06-18 10:11:00.0
前週(11−15日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の15日終値は前日比0.06%高の3万5622.14と小反発し、週間ベースでも8日終値比0.50%高となり、4週続伸した。
週明け11日の指数は小反発して始まり、13日まで3日続伸した。11日は、政府が銀行の不良債権対策を検討する委員会を設置したことを受けて、インドステイト銀行など国営銀行が買われ指数の上げを主導した。12日は、米朝首脳会談でトランプ米大統領が米韓軍事演習の中止の可能性に言及したことで地政学的リスクが後退し、買い優勢となった。13日は、前日引け後に発表された4月鉱工業生産が強い結果となったことが好感された他、ソフト輸出大手タタ・コンサルタンシー・サービシズが自社株買い期待で急伸し、指数の上げを主導した。
14日は4日ぶりに反落。前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)が今年2回目の利上げを決定し、年内の利上げペースを年3回から年4回に加速させる考えを示したことが嫌気されて売り優勢となった。
週末15日は、米政府が中国からの約500億ドル相当の輸入品に25%の高率関税を導入すると発表し、中国も同様の報復措置を発表したことで米中貿易戦争懸念が強まり地合いが悪化したものの、医薬品大手ドクター・レディーズ・ラボラトリーズが米食品医薬品局(FDA)から同社の鎮痛剤の販売が承認されたことで急伸し、複合企業大手リライアンス・インダストリーズとともに買われたことが指数の押し上げにつながった。
今週(18−22日)のインド市場は、引き続き世界の政治・経済情勢や地政学的リスク、貿易問題、国内景気、主要企業の動向などが注目される。主な経済指標の発表は20日のマネーサプライ(M3)統計や22日の銀行貸出・預金残高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




