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新興国ニュース

<新興国eye>カンボジア政府、IMF支援の統計サイトを開設

2018-06-15 09:49:00.0

 5月30日、カンボジア政府は、経済関係の統計を簡単に閲覧可能なサイト「国別データ概要ページ」(ナショナル・サマリー・データ・ページ=NSDP)を開設したと発表しました。

 IMF(国際通貨基金)がデータの透明性強化、統計開発の推進、データの公開と調査のシナジー効果の発現等を目的として設定した、経済・金融データをタイムリーに公表するための基準である「拡張一般データ公開システム(e−GDDS)」に基づくものです。カンボジアではカンボジア国立銀行(NBC)のサイト内にNSDPが開設されました。NSDPでは、GDP(国内総生産)、消費者物価、国際収支、人口等の統計に簡単にアクセスすることが可能となります。それぞれの統計は、カンボジア国立銀行(NBC)、国家統計局(NIS)等によるものです。

 カンボジアでは、最新の経済関係の統計にアクセスすることがこれまで簡単ではなかったこともあり、NSDPの開設は、政府関係者、投資家、格付け機関等を含む幅広い利用者にとって重要な進展となるものと見られます。

【筆者:鈴木博】
1959年東京生まれ。東京大学経済学部卒。1982年から、政府系金融機関の海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)などで、政府開発援助(円借款)業務に長年携わる。07年からカンボジア経済財政省・上席顧問エコノミスト。09年カンボジア政府よりサハメトレイ勲章受章。10年よりカンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストとして、カンボジアと日本企業のWin−Winを目指して経済調査、情報提供など行っている。

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提供:モーニングスター社