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<新興国eye>トルコ政府、同国初の国産車生産計画に32億ユーロ投資へ
2018-06-13 09:59:00.0
トルコのファルク・オズリュ科学産業技術相は8日、地元テレビ局TGRTハベルのインタビューで、政府が同国初の国産車を開発するため、32億ユーロ(約4150億円)を投資する計画を明らかにした。地元紙ヒュリエトが伝えた。
同相は、国産車計画について、自動車工場の生産能力は5車種を生産し年間20万台になるとした。また、国産車は中・高所得者層向けとなり、電気自動車も含まれるとしている。その上で、国産車の生産開始によって、直接雇用だけで4000人、周辺産業を含めた間接雇用は2万人に達し、長期的な経済効果も同国のGDP(国内総生産)を約500億ユーロ押し上げると予想している。
国産車構想はトルコのエルドアン大統領が17年11月、国産車の製造に着手するため、複合企業大手アナドル・グループ、軍用車両製造大手BMC、複合企業大手コチ・ホールディング、トルコ携帯電話サービス最大手タークセル、複合企業大手ゾルル・ホールディングの国内大手5社による企業コンソーシアムを立ち上げたことから始まった。大手5社は合弁会社「トルコ・オートモービル・イニシアチブ・グループ」を設立し、各社が19%出資し、トルコ商工会議所連合会(TOBB)も残りの5%を出資している。計画では生産は首都アンカラで行われ、19年にプロトタイプ(試作車)を完成させ、21年から販売を開始するとしている。生産車種については、エルドアン大統はガソリンと電気を動力源として走行するハイブリッド車や電気自動車が望ましいとしている。
オズリュ科学産業技術相はTGRTのインタビューでは工場建設地は未定としたが、19年のプロトタイプの完成と21年からの販売開始のスケジュールについては変わっていないとしている。
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提供:モーニングスター社




