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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、世界情勢の好転や金融株買われ3週続伸=BRICs市況

2018-06-11 10:02:00.0

 前週(4−8日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の8日終値は0.05%安の3万5443.67と反落したが、週間ベースでは1日終値比0.61%高となり、3週続伸した。

 週明け4日の指数は売り優勢となり、5日も値を下げて3日続落した。4日は、インド政府が国営バローダ銀行など4行を経営統合するとの観測報道でバローダ銀行が急落し、指数を押し下げた。5日、5月日経サービス業PMI(購買担当者景気指数)が49.6と3カ月ぶりに悪化し、景況判断の分かれ目となる50を割り込んだことが嫌気された。

 6日は4日ぶりに反発し、7日も値を上げ続伸した。6日はインド準備銀行(RBI)が市場の予想通り0.25ポイントの利上げを全員一致で決めたが、中立姿勢を維持したことや、声明文で18年度(18年4月−19年3月)のGDP(国内総生産)伸び率見通しで、上期を7.5−7.6%増と、前回予想時点の7.3−7.4%増から上方修正したことが好感された。7日はRBIが銀行とノンバンク金融会社に対する住宅ローン融資上限や政府債の評価方法を変更したことや、4−6月期の運用資産の時価評価損(値洗い損)を今後4四半期にわたって均等に分割計上することを認めたことから金融株が買われ、指数の上げを主導した。

 週末8日は3日ぶりに反落。利益確定売りが出た他、8−9日のG7(先進7カ国)首脳会議で焦点となる米国の鉄鋼・アルミニウム輸入関税問題をめぐる先行き不透明感が強まったことも相場の重しとなった。

 今週(11−15日)のインド市場は、引き続き世界の政治・経済情勢や地政学的リスク、貿易問題、国内景気、主要企業の動向などが注目される。主な経済指標の発表は12日の4月鉱工業生産、5月CPI(消費者物価指数)、14日の5月WPI(卸売物価指数)、15日の貿易収支など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社