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<新興国eye>前週の上海総合指数、米中貿易協議懸念再燃で5週ぶり反落=BRICs市況
2018-05-28 09:22:00.0
前週(21−25日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の25日終値が18日終値比1.6%安の3141.30となり、5週ぶりに反落した。
週明け21日の指数は続伸して始まり、22日も値を上げ3日続伸。21日は前の週末の米中通商協議で中国が米国からの輸入拡大で大筋合意し、ムニューシン米財務長官も関税措置を一時保留にすると発表したことから米中貿易摩擦懸念が後退し、買い優勢となった。22日は米中両国が中興通訊(ZTE)の米国市場での事業再開で近く合意すると伝えられたことが支援材料となった。
23日は反落し、週末25日まで3日続落した。
23日は中国国家発展改革委員会(NDRC)が電力用石炭である一般炭の備蓄をやめて価格を引き下げるよう電力会社などに指示したことで石炭大手の神華能源が7%安となるなど石炭関連セクターが売られ、指数の下げを主導した。
24日は米中貿易協議が大筋合意後の細部の詰めで難航し貿易摩擦懸念が再燃したことから売り優勢に。
週末25日はトランプ米大統領が北朝鮮との首脳会談の中止を通告。地政学的リスクが再燃し、相場を押し下げた。
今週(5月28日−6月1日)の株式市場では引き続き米中貿易摩擦や米朝首脳会談の復活、海外株式市場の動向、景気、人民元相場、商品相場の動きが注目される。株式相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は31日の5月製造業PMI(購買担当者景気指数)や6月1日の5月財新製造業PMIなど。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




