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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、米中貿易協議の合意期待で4週続伸=BRICs市況

2018-05-21 09:53:00.0

 前週(14−18日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の18日終値が11日終値比0.95%高の3193.30となり、4週続伸した。

 週明け14日の指数は反発して始まり、15日も値を上げ続伸。14日は、新興国の株式市場の値動きを追うMSCIエマージング・マーケット指数への中国A株組み入れを6月1日に控える中、トランプ米大統領が自身のツイッターで中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)への制裁措置の緩和を示唆。米中貿易摩擦が改善するとの思惑が広がり買いが優勢となった。15日は米モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が中国A株の234銘柄の大型株をグローバル指数と地域別指数に組み入れると発表したことが好感された。

 16日は3日ぶりに反落し、17日も値を下げ2日続落。16日は北朝鮮が韓国との閣僚級協議を中止したことで朝鮮半島情勢をめぐる懸念が強まったことや米国債利回りの急伸でリスク選好投資が後退した。17日はこの日からワシントンDCで始まった2回目の米中貿易協議の結果待ちとなり、積極的な買いが控えられた。

 週末18日は3日ぶりに急反発した。米中貿易協議で、中国が米国の対中貿易赤字を年間で最大2000億ドル削減することや米国製品の購入拡大などを提案し、さらに、中国商務省が米国産モロコシへのダンピングや補助金違反の調査を終了すると発表したことで、双方が和解するとの期待感が強まり、買い優勢となった。

 今週(21−25日)の株式市場では引き続き米中貿易摩擦や海外株式市場の動向、景気、人民元相場、コモディティー相場の動きが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社