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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、原油高とペトロブラス5連騰受け反発=BRICs市況

2018-05-14 10:27:00.0

 前週(7−11日)のブラジル株式市場は11日のボベスパ指数が前日比0.75%安の8万5220.23と4日ぶりに反落したが、週間ベースでは4日終値から2.53%高となり、反発した。

 週明け7日の指数は5日続落して始まった。ブラジル中央銀行が発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」で18年実質GDP(国内総生産)伸び率の見通しが前週予想の対前年比伸び率2.75%増から2.7%増に下方修正となったことが嫌気され売りが強まった。

 8日は6日ぶりに反発し、10日まで3連騰した。8日は安値を拾う買い戻しの動きが活発化した。9日は欧米市場が堅調となったことや、トランプ米大統領が前日、イランと欧米6カ国が15年に締結した核合意から離脱し、イランへの経済制裁の再開を正式決定したことから中東情勢が悪化するとの懸念で原油価格が急騰し、ペトロブラスが過去最高値を付け相場を押し上げた。10日も原油価格の上昇が支援材料となり、ペトロブラスが買われた。

 週末11日は4日ぶりに反落した。連日のドル高を受けてブラジルレアルが対ドルで急落したことが嫌気され、リスク回避の売りが強まった。ただ、ペトロブラスがこの日、5日続伸となり堅調を維持したため、相場全体の下げは限定的となった。

 今週(14−18日)の株式市場は、引き続き米株市場の動向や米中貿易協議、景気見通し、原油・鉄鉱石などの国際商品相場、16日のブラジル中銀の金融政策決定会合などが注目される。主な経済指標の発表は16日のIBC―Br経済活動指数など。

<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社