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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高や欧州関係改善期待で反発=BRICs市況
2018-05-14 10:22:00.0
前週(7−11日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の11日終値が前日比1.22%高の1193.98と続伸し、前週比でも4.13%高となり、大きく反発した。
週明け7日は続伸して始まった。ブレント原油先物は1バレル=76.01ドルに上昇したことや、ルーブル安に歯止めがかかったことが支援材料となった。海外株高となったことも買い安心感につながった。
8日は3日ぶりに反落。トランプ米大統領がこの日、イランと欧米6カ国が15年に締結した核合意から離脱し、イランへの経済制裁を再開することを正式決定したことから中東情勢が悪化するとの懸念が広がり、売り優勢となった。9日は「勝利の日」で祝日休場だった。
取引が再開された10日は反発し、週末11日も値を上げ続伸した。10日はイラン情勢の悪化懸念で同国からの原油輸出が減少するとの思惑が広がり、ブレント原油先物が過去最高値近くまで上昇したことが指数を支援した。個別銘柄では好決算となったロシア連邦貯蓄銀行(ズベルバンク)が24%高と急騰した。週末11日は引き続きブレント原油先物が77ドルを超える原油高となったことが好感され、買い優勢となった。また、米国による一方的な対イラン・ロシア政策の発動を受けて、欧州が米国にいら立ちを募らせていることから、今後ロシアと欧州の関係が修復されるとの期待感も相場を押し上げた。
今週(14−18日)のロシア市場は引き続き原油価格、ルーブル相場の動向などが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は17日の1−3月期GDP(国内総生産)伸び率や18日の4月鉱工業生産など。また、原油価格に影響を与える15日の米石油協会(API)と16日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




