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新興国ニュース

<新興国eye>IMFが「世界経済見通し2018春」を発表―カンボジアは成長続くと予測

2018-05-11 10:38:00.0

 IMF(国際通貨基金)は、毎年2回世界経済見通し(WEO)を発表しています。

 4月17日に発表されたWEO2018年4月版(春)では、世界経済の成長回復傾向の中で、カンボジアの高度成長が続くと予測しています。18年は6.9%(前回6.8%)、19年は6.8%、20年は6.5%と好調が続くとしています。また、21年以降は若干引き上げましたが、23年まで6.0−6.3%の成長が続くと予測しており、中期的にも好調な成長が続くとしています。

 一人当たりGDP(国内総生産)も、13年に1000ドルを突破して1011ドルとなり、18年は1499ドル、23年にはついに2000ドルを突破して2123ドルに達すると見ています。

 物価上昇率は、低位安定を予測しており、18年は3.3%(前回3.5%)、19年は3.3%と見込んでいます。

 順調な輸出増等により国際収支も改善するとの見方から、経常収支の赤字(対GDP比)も18年は10.7%、19年は9.5%、20年は8.6%と安定的に推移し、23年には7.8%にまで低下すると予測しています。

【筆者:鈴木博】
1959年東京生まれ。東京大学経済学部卒。1982年から、政府系金融機関の海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)などで、政府開発援助(円借款)業務に長年携わる。07年からカンボジア経済財政省・上席顧問エコノミスト。09年カンボジア政府よりサハメトレイ勲章受章。10年よりカンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストとして、カンボジアと日本企業のWin−Winを目指して経済調査、情報提供など行っている。

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提供:モーニングスター社