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<新興国eye>ルーマニア中銀、政策金利を0.25ポイント引き上げ
2018-05-08 10:46:00.0
ルーマニア国立銀行(中銀)は7日の金融政策決定会合で、主要政策金利である1週間物レポ金利を0.25ポイント引き上げて2.50%とすることを決めた。利上げは8日付で実施される。
中銀は18年1月会合で0.25ポイントの利上げを決定し08年8月1日会合以来9年5カ月ぶりに金融引き締めに転換。2月会合でも同率の小幅利上げを実施し利上げ幅は計0.50ポイントに達した。前回4月会合で現状維持としたため今回の利上げは2月会合以来3カ月ぶりで、1月以降の利上げ幅は計0.75ポイントとなった。
また、中銀は主要政策金利の±1.00ポイントのレンジの上限にあたる市中銀行に資金供給するためのロンバート型貸出金利も同率引き上げて3.50%、下限にあたる資金吸収のための預金金利も1.25%から1.50%に引き上げた。これらの利上げも8日付で実施される。一方、金融システム内の流動性を適切に管理するため、市中銀行が中銀に預ける預金準備率についてはこれまで通り、自国通貨建ての預金準備率を8.00%、また、外国通貨建ての預金準備率も8.00%のまま据え置いた。
中銀は会合後に発表した声明文で、政策金利を引き上げた理由について、「3月のインフレ率が前年比4.95%上昇と、2月の4.72%上昇から伸びが加速。コアインフレ率も需要過多によるインフレ圧力の上昇で2月の2.9%上昇から3月は3%上昇に加速した」とインフレ加速リスクが高まったことを挙げた。その上で、「今回の(利上げ)決定は金融市場の安定を維持しながら経済の持続的成長を達成するとともに、中期的に物価安定を確実なものにすることを目指すものだ」と述べている。
今後のインフレ見通しについては、「最新の5月四半期インフレ報告書を了承したが、インフレ見通しは前回2月時点の四半期インフレ報告書と変わらず、今後数カ月間はインフレ率の伸びがやや加速し物価目標レンジの上限を超えるが、年末までに物価目標レンジの上限に戻る」とし、短期的にはインフレが加速するとの認識を維持した。景気の現状認識については、「17年10−12月期GDP(国内総生産)伸び率は前年比6.9%増から同6.7%増に、また、17年の成長率も7.0%増から6.9%増に下方改定されたが、依然高水準を維持している」と述べている。
次回の会合は7月4日に開かれる予定。
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提供:モーニングスター社




