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<新興国eye>前週のブラジル株、米株市場急落でリスク投資回避強まり反落=BRICs市況
2018-05-07 12:35:00.0
前週(4月30日−5月4日)のブラジル株式市場は4日のボベスパ指数が前日比0.20%安の8万3118.03、週間ベースでも4月27日終値から3.85%安となり、3週ぶりに反落した。
週明け4月30日は指数が3日ぶりに反落して始まり、5月1日「レーバーデー」祝日休場を挟んだものの軟調相場が続き、週末4日まで4日続落した。
30日は5月相場入りを前に10月の次期大統領選挙やFRB(米連邦準備制度理事会)の利上げサイクルの先行き不透明に対する懸念が強まった。取引が再開された2日は米株市場が軟調となったことや、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控えて値固めの相場展開となり、売り優勢となった。ブラジル金融大手イタウ・ウニバンコは4.5%安、小売大手ロジャス・アメリカナスも4.2%安となり、指数を押し下げた。
3日は米株市場がFRBの利上げペースの先行き不透明感を嫌気して下落したことや、国内でも銀行セクターが業績低迷を受けて軟調となった他、3月鉱工業生産が予想を下回ったことも売りを強めた。
4日は米株市場が反発したことで買いが先行。ただ、引けにかけて米国の金融引き締めに対する懸念が強まり、売り優勢に転じた。イタウ・ウニバンコが3日続落したことも指数の下げにつながった。
今週(7−11日)の株式市場は、引き続き米株市場の動向や米中貿易戦争懸念、景気見通し、原油・鉄鉱石などの国際商品相場などが注目される。主な経済指標の発表は7日の4月自動車生産・販売台数や10日の4月IPCA(拡大消費者物価指数)、11日の3月小売売上高など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




