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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ首相、約60億ドルの景気刺激策策定へ―6月大統領・議会選控え

2018-05-02 10:56:00.0

 トルコのビナリ・ユルドゥルム首相は4月30日、閣議後の会見で、次回の大統領・議会選挙の投票日を6月24日に控える中、家計債務負担の大幅削減や年金額の引き上げなどを柱とした総額54億−59億ドルの景気刺激策を策定する方針を明らかにした。地元紙ヒュリエトなどが伝えた。

 財政出動の主な内容は、(1)国・地方の行政機関に対する税債務や社会保険料、交通違反などの罰金の未払い債務の返済で利払い部分の9割を削減する(2)18歳から29歳までの自営業者に対する所得税の3年間免除スキームを1年延長する(3)1200万人の定年退職者に対し1000トルコリラの特別支給金を年2回(イード・アル=アドハーとラマダーンの時期)支払う(4)65歳以上に給付されている老齢年金(約60万人)の月額支給額を266リラから500リラに約2倍引き上げる(5)土地利用に関するゾーン(都市計画区域)規制変更で未登記となっている約1300万件のビルを登録させる――などとなっている。

 同首相は財政出動の規模が約60億ドルになるとしているが、最終的には約1300万件のビルの登録料で480億リラ(118億ドル)の歳入増が見込まれるため、歳出増は十分カバーされるとの見通しを示した。

<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社