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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、党政治局の経済開放策などを好感し反発=BRICs市況

2018-05-01 09:59:00.0

 前週(4月23−27日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の4月27日終値が20日終値比0.35%高の3082.23となり、反発した。

 週明け23日の指数は続落して始まった。米商務省産業安全保障局(BIS)が前の週に米企業による中国通信機器大手中興通訊(ZTE)への部品販売を7年間禁止すると発表したことが重しとなった。

 24日は3日ぶりに急反発した。米中貿易戦争懸念が強まる中、中国共産党の政治局会議で経済開放と国営企業改革を推進する方針が示されたことで買い優勢。また、中国人民銀行(中銀)が商業銀行の預金準備率を引き下げる方針を示したことも支援材料となった。

 25日は反落し、26日も値を下げ続落。25日は前日の米国株安を受けリスク回避姿勢が強まり売り優勢。26日は中国通信機器メーカー大手の華為技術(ファーウェイ)がイランに絡む制裁措置に違反した疑いがあるとして、米司法省が同社に対し調査を開始したことが伝えられると、米中貿易摩擦懸念が再燃し、中国株の売りが加速した。

 週末27日は3日ぶりに小反発した。中国の李克強首相が米中貿易摩擦の解決に向けた協議に前向きな発言を行ったことを好感。また、中国人民元建て株式(A株)の米モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の新興国株指数組み入れが近く予定されていることも地合いの改善に寄与した。

 今週の株式市場では引き続き米中貿易摩擦懸念や海外株式市場の動向、景気、人民元相場、コモディティー相場の動きが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は2日の4月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)、4日の財新サービス業PMIなど。5月1日は「労働節」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社