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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、米国の対ロ追加制裁見送りなどで4週ぶり反発=BRICs市況
2018-04-23 10:37:00.0
前週(16−20日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の20日終値が前日比0.68%安の1145.80と続落したが、前週比では3.74%高となり、4週ぶりに反発した。
週明け16日の指数は続落して始まった。シリア政府による化学兵器攻撃でロシアが化学兵器の生産と使用に関与したことへの米国の第2弾対ロ制裁懸念が強まり地合いが悪化した。また、ブレント原油先物が1バレル=71.5ドルに下落したことも嫌気された。
翌17日は3日ぶりに大きく反発し、18日も値を上げ続伸した。17日は米有力紙がトランプ米大統領は対ロ追加制裁の発動に慎重になっていると伝えたことで、買い戻しが強まった。18日も在米ロシア大使館がトランプ政権から対ロ追加制裁の発動がない旨の書簡を受け取ったことから追加制裁懸念が後退、買いが強まった。
19日は利益確定売りが強まった。ただ、ブレント原油先物が米国の石油統計を受けて74.7ドルに上昇したことで下げは限定的となった。週末20日は利益確定売りや海外株安、ルーブル安、さらには原油価格も74ドルを割り込んだことから指数は続落した。
今週(23−27日)のロシア市場は引き続きシリア情勢や対ロ制裁、原油価格、ルーブル相場の動向、さらには27日のロシア中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表の予定はないが、原油価格に影響を与える24日の米石油協会(API)と25日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1110−1170ポイントの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




