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新興国ニュース

<新興国eye>ロシアのアルミ地金大手、日本大手商社が対日輸出停止を要請―米国の対ロ制裁受け

2018-04-19 11:05:00.0

 世界シェア2位を誇るロシアのアルミ地金大手UCルスアルはこのほど、米国の対ロ経済制裁の対象企業に指定されたことを受けて、日本の大手商社からアルミ地金(精錬)の対日輸出を停止するよう要請があったことが分かった。ロシアのプライム通信(電子版)などが17日に関係者の話として伝えた。

 米政府は6日にロシアに対する新たな経済制裁措置の対象として7人の財界人やルスアルなど主要企業12社を指名した。これにより、アルミ地金の価格も急騰している。ロシア国内のスポット市場では17日時点で1トン当たり129ドル(4−6月期の対日輸出価格)に対し200−250ドルのプレミアム(上乗せ額)がついて約2倍となった他、海外でもロンドン金属取引所(LME)で1トン当たり2400ドルを超え、4月初めに比べ約20%も値上がりしている。

 日本の商社はロシア産アルミ地金が高騰しているだけでなく、ルスアルが制裁によってドル建ての決済口座にアクセスできないため、ドルで代金決済できないことや、ルスアルからの輸入を継続すれば、米国の制裁対象に追加される二次的リスクがあることから、ルスアルに対日輸出の停止を求めているという。

 ルスアルの顧客企業には三菱商事<8058>や三井物産<8031>、住友商事<8053>、丸紅<8002>が含まれ、ロシアからのアルミ地金の輸入量は約30万トンに達している。これは日本のアルミ地金の輸入量の約16%に相当する。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社