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<新興国eye>前週のインド株、米中貿易摩擦懸念の後退や強い景気指標で3週続伸=BRICs市況
2018-04-16 09:36:00.0
前週(9−13日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の13日終値は前日比0.27%高の3万4192.65と7連騰し、週間ベースでも6日終値比1.68%高となり、3週続伸した。
週明け9日は3月日経サービス業PMI(購買担当者景気指数)が50.3と、前月の47.8を上回ったことが好感されたほか、アジア株が堅調となったことでインド株も買われた。10日は17年度(17年4月−18年3月)の財政赤字が予想(5兆9500億ルピー)を下回る見通しとなったことや、外貨準備高が3月末時点で18億2800万ドルと、過去最高を記録したことが好感された。また、中国の習近平国家主席が外国人投資家の市場アクセスを改善し、自動車業界への外資の出資制限を引き上げるほか、外国企業の知的財産権を保護する措置を講じる、と発言したことで米中貿易摩擦懸念が後退したことも買い安心感につながった。
11日もEU(欧州連合)とインドの自由貿易協定交渉が12日から再開されるとの一部報道を受けて対EU貿易の拡大期待に加え、17年度の自動車販売が2ケタ成長となったことが支援材料となった。
12日は四半期決算の発表を間近に控えたITセクターが指数の上げを主導した。HCLテクノロジーズやソフト輸出大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ、ソフトウエア輸出大手インフォシスが3−4%高と急騰した。週末13日も四半期決算絡みで主要企業が買われ、世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズやICICI銀行が急伸した。
今週(16−20日)のインド市場は、引き続き米中貿易摩擦懸念や景気・財政動向、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表は16日の3月WPI(卸売物価指数)など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




