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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、米中貿易摩擦激化懸念と大統領選不透明感で反落=BRICs市況

2018-04-09 12:02:00.0

 前週(2−6日)のブラジル株式市場は6日のボベスパ指数が前日比0.46%安の8万4820.42、週間ベースでも3月29日終値から0.64%安となり、反落した。

 週明け2日の指数は3日ぶりに反落して始まり、4日まで3日続落した。2日は、米株市場の下落に加え、米中貿易摩擦の激化懸念が広がったほか、原油価格の下落で国営石油大手ペトロブラスが売られ、政府がITセクターへの新しい規制を導入することが伝えられたことも売りを強めた。翌3日は景気回復が遅れるとの観測が広がり内需関連株が売られたが、米株市場が持ち直したこともあって買い戻しが入り、指数は小幅安にとどまった。

 4日はブラジル連邦最高裁判所(STF)が収賄罪などで禁錮12年の刑を言い渡されたルーラ元大統領の収監をめぐる審理で、拘禁を解く判断が示された場合、ルーラ元大統領が10月の次期大統領選に出馬し勝利すればブラジルの改革が遅れるとの懸念が高まり、売り優勢となった。

 5日は4日ぶりに急反発した。STFが前日、ルーラ元大統領が収監を回避するための人身保護令状(ヘイビアス・コーパス)の請求を棄却したことが好感された他、海外株高となったことで地合いが改善した。

 週末6日は反落。週末6日は米中貿易摩擦懸念が再び強まったことや、10月の大統領選挙の先行き不透明感が広がり、相場が押し下げられた。

 今週(9−13日)の株式市場は、引き続き米株市場の動向や貿易戦争懸念、景気見通し、原油・鉄鉱石などの国際商品相場などが注目される。主な経済指標の発表は10日の3月IPCA(拡大消費者物価指数)や12日の3月小売売上高など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社