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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、米国の対ロ制裁や原油安で続落=BRICs市況

2018-04-09 10:44:00.0

 前週(2−6日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の6日終値が前日比1.36%安の1236.48と4日ぶりに反落し、前週比でも1.03%安となり、続落した。

 週明け2日の指数は3日ぶりに反落して始まった。ロシア3月製造業PMI(購買担当者景気指数)が50.6と、前月の50.2を上回ったものの、原油安とルーブル安が響き指数は売り優勢となった。

 3日は小反発し、5日まで3日続伸した。3日はブレント原油先物が1バレル=68ドル台に回復したことや、貿易戦争懸念で軟調となっていた米株市場が反発したことが買い材料となった。4日は原油先物価格が米国の週間石油統計を受けて上昇したことや、この日に発表が延期されたロシアの17年GDP(国内総生産)成長率が前年比1.5%増と、16年の同0.2%減から回復したことが好感された。5日はブレント原油高が続いたことや欧米株式市場の上昇でロシア株にも買いが広がった。

 週末6日は急反落した。原油価格が68ドルを割り込み、ルーブル相場も下落したことに加え、海外株安となり、さらに、米国がこの日、個人、企業、政府関係者などを対象とする新たな対ロ制裁を発動したことで地合いが悪化した。個別銘柄ではアルミ地金生産で世界最大手UCルスアルが対ロ制裁の対象リストに加えられたことから18%近く急落し、指数の下げにつながった。

 今週(9−13日)のロシア市場は引き続き海外株式市場や原油価格、ルーブル相場の動向などが焦点となる。このほか、相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表の予定はない。原油価格に影響を与える10日の米石油協会(API)と11日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計が注目される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社