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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、自動車販売の好調や強い経済成長見通し受け続伸=BRICs市況

2018-04-09 09:55:00.0

 前週(2−6日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の6日終値は前日比0.1%高の3万3626.97、週間ベースでも3月28日終値比2.0%高となり、続伸した。

 週明け2日の指数は反発して始まり、翌3日も値を上げ続伸した。2日はスズキ<7269>のインド法人マルチ・スズキの3月国内新車販売台数が前年比14.9%増、タタ・モーターズも同35%増となったことを受けて自動車セクターが買われ、指数の上げを主導した。3日はインド準備銀行(RBI)が各行に対し債券トレーディングの損失を数四半期に分けて計上することを許可したことを受けて国営銀行株が買われたほか、17年度(17年4月−18年3月)の直接税徴収額が前年比17%増となったことで財政収支の改善見通しが強まったことが買い材料となった。

 4日は3日ぶりに反落。モンスーン期(6−9月)期の降雨量が平年並みになるとの予想で地合いが改善し、自動車セクターが3月の好調な販売結果で引き続き買われたものの、午後に入り中国政府が対米報復措置として米国からの輸入品に追加関税を課すと発表したことからリスクオフムードが広がり、引けにかけて売りに押された。

 5日は急反発し、週末6日も値を上げて続伸した。5日はインド信用格付け大手インディア・レーティングスが18年度(18年4月−19年3月)の国内経済成長率の見通しを従来予想の7.1%増から7.4%増に上方修正したことが買い材料となったほか、米中貿易摩擦の懸念後退もサポートした。週末6日はプラス圏で引けたものの、トランプ米大統領が中国からの輸入品に追加関税を検討する方針を表明したことを受けて米中貿易摩擦懸念が再燃したため、上値が押さえられた。

 今週(9−13日)のインド市場は、引き続き米中貿易摩擦懸念や景気・財政動向、企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は12日の2月鉱工業生産と3月CPI(消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社