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<新興国eye>前週の上海総合指数、米中貿易摩擦懸念強まり反落=BRICs市況
2018-04-09 09:43:00.0
前週(2−4日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の4日終値は3月30日終値比1.2%安の3131.11となり、反落した。5日と週末6日は「清明節」の祝日(7日まで)で休場だった。
週明け2日の指数は反落して始まり、4日まで3日続落した。
2日は、米国が3月下旬に中国からの最大600億ドル相当の輸入品に制裁関税を適用すると発表して以降、市場では米中貿易摩擦が激化するとの懸念がくすぶり続けたため、戻り売りが優勢となった。また、3月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったことも嫌気された。3日、中国の駐米大使が「米国が中国製品に追加関税を課した場合、中国も同規模の対抗措置を取る」と述べ、報復措置を示唆したことで米中貿易摩擦が強まるとの見方や、中国の金融当局が銀行の大口顧客向け融資に対する調査を開始したとの噂が嫌気された。この日、米政府は中国からの500億ドルの輸入品に25%の追加関税を課す案を発表した。
4日は「清明節」の祝日で5−6日が休場となることや、中国政府の対米制裁関税の発表を控えて投資家は取引に慎重となり、リスクをヘッジするため、持ち高を減らす売りヘッジを強めた。
今週(9−13日)の株式市場では引き続き米国との貿易摩擦懸念や海外株の動向、景気、人民元相場、コモディティー相場の動きが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は11日の3月CPI(消費者物価指数)と3月WPI(卸売物価指数)、13日の3月貿易収支など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




