youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>ルーマニア中銀、政策金利を現状維持

2018-04-05 10:32:00.0

 ルーマニア国立銀行(中銀)は4日の金融政策決定会合で、主要政策金利である1週間物レポ金利を2.25%のまま維持することを決めた。

 また、主要政策金利の±1.00ポイントのレンジの上限にあたる市中銀行に資金供給するためのロンバート型貸出金利も3.25%、下限にあたる資金吸収のための預金金利も1.25%を維持。金融システム内の流動性を適切に管理するため、市中銀行が中銀に預ける預金準備率についても、自国通貨建ての預金準備率を8.00%、外国通貨建ての預金準備率も8.00%のまま据え置いた。

 中銀は18年1月会合で政策金利を0.25ポイント引き上げ08年8月1日会合以来9年5カ月ぶりに金融引き締めに転換。前回2月会合でも同率の小幅利上げを実施していた。

 中銀は会合後に発表した声明文で、政策金利の据え置きを決めた理由について、「2月のインフレ率が前年比4.72%上昇と、1月の4.32%上昇や昨年12月の3.32%上昇から伸びが加速したものの、予測をやや下回っている」とし、インフレが落ち着いていることや景気が依然堅調となっていることを挙げている。また、「金融環境は1−3月期に市場金利がやや上昇し、一段と金融緩和的ではなくなっている」と、これまでの2会合連続の利上げの効果が出始めていることも指摘した。

 今後のインフレ見通しについては、「インフレ率は2月四半期インフレ報告書の予測通り、短期的には伸びが一段と加速し物価目標レンジの上限を超えるが、年末までに物価目標レンジの上限に戻る」と、前回会合時と同様に短期的にはインフレが加速するとの認識を示した。景気の現状認識については、「17年10−12月期GDP(国内総生産)伸び率は勢いが衰えたが、それでも前年比6.9%増と、高水準を維持している」と述べている。

 次回の会合は5月7日に開かれる予定。

<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社