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<新興国eye>前週のブラジル株、米中貿易摩擦懸念の後退で3週ぶり反発=BRICs市況
2018-04-02 11:29:00.0
前週(3月26−29日)のブラジル株式市場は29日のボベスパ指数が前日比1.78%高の8万5365.56と続伸し、週間ベースでも23日終値から1.17%高と3週ぶりに反発した。なお、週末30日は「聖金曜日」の祝日で休場。
週初26日は、米株市場が堅調となったことからブラジル株にも買いが広がった。また、米国による中国からの最大600億ドル相当の輸入品に対する制裁関税をめぐって米中協議が始まったことから米中貿易摩擦懸念が後退し買いが優勢となった。翌27日は米株が下落する中、手掛かり材料難から利益確定売りが優勢となった。個別銘柄では原油価格の下落で国営石油大手ペトロブラスが売られ、鉱山大手ヴァーレの下落も下げを主導した。
28日は各国の株式市場が堅調となりブラジル株もツレ高。29日は米中貿易摩擦懸念の後退が引き続き支援材料となった他、鉄鉱石相場の上昇で鉱山大手ヴァーレが急伸し、ペトロブラスも原油高を受けて上昇し上げを主導した。
今週(3−6日)の株式市場は、引き続き米株市場の動向や貿易戦争懸念、景気見通し、原油・鉄鉱石などの国際商品相場などが注目される。主な経済指標の発表は2日の3月マークイット・ブラジル製造業PMI(購買担当者景気指数)や3日の3月貿易収支と2月鉱工業生産指数、4日の3月マークイット・ブラジル非製造業PMI、5日の3月自動車生産・販売台数など。2日はイースター(復活祭)の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




