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<新興国eye>前週のインド株、政府借入予定額減額で5週ぶり反発=BRICs市況
2018-04-02 10:42:00.0
前週(3月26−28日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の28日終値は前日比0.62%安の3万2968.68と3日ぶりに反落したが、週間ベースでは23日終値比1.14%高となり、5週ぶりに反発した。
週明け26日は3営業日ぶりに反発し、翌27日も値を上げ続伸。28日は3日ぶりに反落して取引を終了した。29日は「ジャイナ教マハビラ生誕日」の祝日で、週末30日は「聖金曜日」の祝日でそれぞれ休場。
週初は米国が前週22日に中国からの最大600億ドル相当の輸入品に制裁関税を適用すると発表したことを受けて、朝方は米中貿易摩擦懸念で売りが優勢となったが、米中両国が制裁関税をめぐって協議を開始したと伝えられたことから米中貿易摩擦懸念が後退し、引けにかけて買いが優勢となった。翌27日は前日の米中貿易摩擦懸念の後退と米国やアジアの株式市場が堅調となったことでインド株が買われた他、政府が前日、18年度の借り入れ予定額を予想以上の5000億ルピーも減額する方針を示したことが支援材料となった。
28日は世界の株式市場が軟調となったことや、指数の先物・オプション取引のSQ(特別清算指数)算出を受けて売りが優勢となった。また、政府の2月末時点の財政赤字が7.15兆ルピーに急増し、今年度の財政赤字目標を超えたことも嫌気された。
今週(2−6日)のインド市場は、引き続き米国の保護貿易主義や貿易戦争懸念に警戒しておきたい。また、5日のインド準備銀行(中銀)の金融政策決定会合なども注目される。主な経済指標の発表は2日の3月日経インド製造業PMI(購買担当者景気指数)と経常収支など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




