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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、貿易戦争への懸念強まり続落=BRICs市況

2018-03-26 11:01:00.0

 前週(19−23日)のブラジル株式市場は23日のボベスパ指数が前日比0.46%安の8万4377.2、週間ベースでも16日終値から0.60%安となり、続落した。

 週明け19日の指数は急落し5日続落して始まった。ブラジル中銀の金融政策委員会とFOMC(米連邦公開市場委員会)をいずれも21日に控え慎重な取引となる中、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場の下落を受けて、国営石油大手ペトロブラスと鉱山大手ヴァーレが売られた他、米鉄鋼・アルミニウム輸入制限による世界的な貿易戦争懸念で鉄鋼セクターも売られ、指数を押し下げた。

 20日は6日ぶりに反発し、21日も値を上げ続伸。原油高を受けて前日売られたペトロブラスやヴァーレが買い戻された。21日はブラジル中銀が予想通り政策金利の0.25ポイント引き下げを決定し、次回5月会合での追加利下げの可能性を示した他、米利上げが決まり、年内の利上げ回数見通しが3回にとどまったことなどが好感された。

 22日は3日ぶりに反落し、週末23日も値を下げ続落した。22日は米政府が中国からの最大600億ドル相当の輸入品に制裁関税を課すと発表したことで世界貿易戦争に発展するとの懸念が強まり、米株市場が下落したことも相まって指数の売りが広がった。23日は中国政府が米国からの約30億ドル相当の輸入品への関税を引き上げる報復措置を発表、世界的な貿易戦争に発展するとの懸念で米株市場が急落し、ブラジル株もツレ安となった。

 今週(26−29日)の株式市場は、引き続き米株市場の動向や貿易戦争懸念、景気見通し、原油・鉄鉱石などの国際商品相場などが注目される。主な経済指標の発表は27日の雇用関連統計や28日の2月財政収支、29日の失業率など。30日は「聖金曜日」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社