youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、国営石油2社の株価急落や貿易戦争懸念で4週続落=BRICs市況

2018-03-26 10:04:00.0

 前週(19−23日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の23日終値は前日比1.24%安の3万2596.54と続落し、週間ベースでも16日終値比1.75%安となり、4週続落した。

 週明け19日の指数は5日続落して始まった。インド石油公社(IOC)とバーラト・ペトロリアム(BPCL)の国営石油大手2社がインドガス公社(GAIL)の株式をそれぞれ26%ずつ取得するとの一部報道を受けて、国営石油2社の債務負担が増えるとの思惑でいずれも大幅安となり、指数の下げを主導した。

 20日は6日ぶりに反発し、21日も値を上げ続伸。20日はこれまで売られていた金融とITの両セクターで買い戻しが強まった一方、中国の鉄鉱石相場が急落したことで素材関連セクターが売られ、指数は小幅高となった。21日は利下げ期待で金融株や不動産株が買われた他、原油高を受けて資源株も買われた。

 22日は3日ぶりに反落し、週末23日も値を下げ続落した。22日は前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で米利上げが決まり、売り優勢となった。週末23日は米政府が前日、中国からの最大600億ドル相当の輸入品に制裁関税を課すと発表したことを受けて、中国政府が米国からの約30億ドル相当の輸入品への関税を引き上げる報復措置を発表したことから世界的な貿易戦争に発展するとの懸念で海外市場が下落し、インド市場でも売りが強まった。

 今週(26−28日)のインド市場は、引き続き米国の保護貿易主義や貿易戦争への懸念、景気動向、企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は30日の2月財政収支と2月インフラストラクチャ生産高など。29日は「ジャイナ教マハビラ生誕日」の祝日で、30日は「聖金曜日」の祝日でそれぞれ休場となる。

<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社